たまごはタンパク質が比較的多く含まれており、中でも体内で作り出すことができない必須アミノ酸をバランス良く含んでおります(アミノ酸はタンパク質の基となる成分)。
その他ビタミンやカリウム、ミネラル類も豊富に含んでいるため、完全栄養食品と呼ばれています。
炭水化物の含有量は少ないため、ダイエットに適した食品と言えます。
可食部100gあたり
エネルギー | 151kcal |
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たんぱく質 | 12.3g |
炭水化物 | 0.3g |
脂質 | 10.3g |
新鮮なたまごは炭酸ガスを多く含んでいます。この状態でゆでるとたまごの中の炭酸ガスが膨張し、卵白が殻に押し付けられ密着してしまうためむきにくくなってしまいます。
産んでから時間が経過するにつれて、卵殻表面の小さな穴から炭酸ガスが抜けていき、むけやすくなります。
たまごはコレステロール含有量が多いため1日1個までと以前は言われておりました。
しかし、コレステロール値は体内で一定に保たれるよう調節されており、食事からコレステロールを多く摂取しても、体内で作られるコレステロールの量が少なくなります。
このように、食事によるコレステロールの摂取と体内のコレステロール値に関連性が見出せないことから、2015年にコレステロールの摂取制限がなくなりました。
そのため、1日1個以上食べても大きな問題はございません。
プリン体は美味しい物(干物、レバー、魚介類など)に多く、制限しすぎる栄養バランスに支障をきたす可能性があります。
その中で、鶏卵のプリン体はほぼゼロ(0.0mg/100g)。
痛風の懸念があるビール大好きなお父さん世代の方々には、栄養があってプリン体の少ないたまごを積極的に食べることをオススメします。