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OUR BUSINESS 事業紹介

CASE 
STUDY 1
みなみよ~とん株式会社 様

従業員の肉体・精神的負荷軽減が狙い。
1人で撮影できて体重測定よりずっとラク。
操作にも慣れてストライク率は80%以上。
2台導入は農場経営トータルでとても満足。

取締役農場長 村山 克 様

みなみよ~とん株式会社

本社所在地 岩手県岩手郡岩手町
経営規模 ♀2,200頭・一貫
年間出荷頭数 48,000頭
従業員数 39名
肥育豚交配 LWD・WLD
出荷基準体重 115kg
デジタル目勘導入時期 2019年12月
デジタル目勘利用台数 2台
みなみよ~とん株式会社

水・空気が清涼なフリーデングループのJGAP農場

標高902mの空雲山(そらくもさん)の麓に位置し、冷涼な気候や清浄な水に恵まれた当農場は、「やまと豚」を飼育する株式会社フリーデングループの農場です。最先端の飼養技術と徹底した衛生管理のもと、早くから農場HACCP認証を取得し、2018年2月にはJGAP認証も取得しました。
当農場は2団地からなり、肥育豚は去勢と雌を別々に飼育しています。これまでは体重測定専用人員を採用、全て測定して出荷しており、枝肉重量は73~80kgに約90%が収まります。
しかし体重測定は2人1組で行うのですが非常に重労働であり、しかも単純作業であるため担当者に大きな 肉体的及び精神的なストレスがかかります。

発売前からデジタル目勘に注目していた

そんな時、2017年9月にスマートフォンアプリで豚の体重が推定できる「デジタル目勘」が発表されました。伊藤忠飼料さんにすぐに問合せ、試作品を見せてもらいました。私は海外の展示会で画像から体重を推定する製品を見ましたが、比較にならない程に軽く小さく、日本でこうした技術開発が進んでいることにとても感動した記憶があります。以降も伊藤忠飼料さんとは情報交換を重ねるなどずっと注目してきました。

省力化に向けデジタル目勘への切り替えを決断

そして、2019年10月のデジタル目勘発売開始と同時に、体重測定の省力化に向けてまず1台を導入致しました。事前に伊藤忠飼料さんとNTTテクノクロスさんに来て頂き、農場デモで性能も確認済みでした。2団地のうち、雌側を全てデジタル目勘に切り替え、2020年1月から1名体制にすることを決めました。

試作機を見る村山様
試作機を見る村山様

想像以上の良い結果に加え従業員の満足度も向上

とはいえ雌だけで週450頭出荷であり、これまでの全頭体測をデジタル目勘に切り替えるのは勇気がいりました。しかしいざやってみると、初月からストライク率(枝肉重量が73~80 kg の適合率、以下「ST率」)は想定よりも悪化せず、選畜時間が大幅に短くなりました。左のグラフは出荷頭数とデジタル目勘のST率の月別推移です。デジタル目勘のST率は最初から70%近くありましたが、これは想定外の結果でした。というのは以前当グループの別農場でオートソーティングシステムを導入した経験があり、オートソーティングシステムと遜色の無い数値にまず驚きました。その後は操作の慣れもあり、徐々にST率が上がり始めたのを見て「これはいける」と確信に変わりました。今はST率80%を超えるまでになり、豚衡機で体測している去勢団地とは7月ST率で4ポイント差まで近づきました。

作業者も「1人でも作業がラクになった」とのことで、タイムカード上でも以前より終了時間は早まっています。今は空いた時間を洗浄に回すなど、従業員の多能工化を図っています。

出荷頭数とストライク率のグラフ

出荷豚は全頭撮影し、とにかく慣れることを優先

デジタル目勘の運用方法としては現在も全頭を撮影しています。逃げる豚は確かに撮影に時間がかかりますが、数をこなさないと技術は身に付きません。導入に際して特にトレーニング期間は設けませんでした。とにかく数多く撮影して慣れてもらうことを優先しました。

また今年4月のバージョンアップで後ろから撮影可能になり、作業性が大幅に改善しました。推定精度も前に比べるとかなり向上し、判定のバラつきは明らかに少なくなったと思います。

ストライク率の向上 = 体重を測る回数と思いがちですが、決してそうではありません。ストライク率を高めるには、平均枝重量を76 kgに限りなく近づける飼養管理が重要であり、体重を測るのはあくまでストライク率を下げないための手段です。週齢在庫や季節別の増体傾向など、自農場の豚舎ごとの状態をしっかり把握しつつ、デジタル目勘などの道具の特性を理解した上で農場に合った使い方が大切なのだと思います。

デジタル目勘を操作する様子

来月1台追加導入を決定。バージョンアップに期待

農場を経営する立場として、デジタル目勘を導入したこの7ヶ月間の結果にはとても満足しています。7月からさらに1台の追加導入し、今度は去勢側の団地を全頭体測からデジタル目勘へ切り替え始めました。
今の性能でも十分ですが、デジタル目勘にはバージョンアップという楽しみがあります。精度向上や機能改善など、次回もユーザーがラクになる驚きの機能が搭載されることを期待しています。

取締役農場長 村山克様
取締役農場長 村山克様